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先週の土曜日、毎年世界中で行われるパリ発祥のアートフェス”Nuit blanche”に参加してきました。去年は個展をさせていただき、ギャラリーARTZONEで初日にパフォーマンスもさせていただきました。今年は漫画ミュージアムであった開会式でのライブパフォーマンスとその後のUrBANGUILDでのライブに参加しました。漫画ミュージアムの方はビルにプロジェクションマッピングをした映像の制作に携わりました。タイトルは “Langage, Texture et Mouvement(言葉と素材感、そして動作)”、様々なジャンルで活躍するアーティストたちによるコラボレーション企画でヴィジュアル、サウンド、ダンスという組み合わせで作った作品でした。漫画ミュージアム後は急いで次の会場”UrBANGUILD”へ移動、撮影時に使ったデジタルのドローイングを
用いてライブをやりました。ドタバタとした一日だったのであっという間に時間が過ぎ、気づいたら一日の終わりだったような気がしましたがとても濃厚で貴重な時間が過ごせました。

 

 

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こんにちは。
最近めっきりブログがご無沙汰でした。色々バタバタと動いており、なかなか落ち着いてブログと向き合えませんでした。
というのも、あるプロジェクトの準備をしていました。
またこの日がやってきました。
「Nuit blanche」
去年の今、僕は初めてのライブペイントを経験し、個展をしました。
あの日から一年、今年も参加させていただきます。
今回、一つは漫画ミュージアムで行われるNuit blancheの開会式で披露するパフォーマンスに参加します。
僕のパートはライブではありませんが、音楽のライブパフォーマンスにあわせて流す映像に携わりました。
映像は京都国際漫画ミュージアムの建物にマッピングをし、とても巨大なスクリーンで転写されます。
もう一つは、漫画ミュージアム後にUrBANGUILDで撮影の時に用いたテクニックをつかい今度は即興ライブをします。
内容は見てのお楽しみ。どうなるか分からないとても実験的な内容になります。

 
Nuit blanche Kyoto 2015
10/3 (土)
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19:00 – 19:20
京都国際漫画ミュージアム
「Language, texture & movement」
異なる表現方法(ビデオ、音楽、絵画、ダンス)と様々な分野( 即興、クラシック、音響)で活動するアーティストによるコラボレーション。インタレースされた布のように身体を探る一つの実験。音楽:Yohei Yamakado、ヤニック・パジェ ビジュアル:アレクサンドル・モベール(ヴィラ九条山2012 年)、濱大二郎

 

7-UrBANGUILD

 
20:30 ~
UrBAGUILD
「Langage, texture et mouvement 言葉と素材感、そして動作」 は多ジャンルのアーティストが集結し作りだす独特のライブパフォーマンス。指揮/作曲/打楽器:ヤニック・パジェ 、映像/ヴィジュアルアート:アレクサンドル・モベール(ヴィラ九条山2012 年)、ビジュアル:濱大二郎、音響: Yohei Yamakado による特別コラボレーション企画。

京都国際マンガミュージアムでのオープ ニング・セレモニーの後、UrBANGUILD にてアーティスト達による音楽・映像やライブペインティング、コンテンポラリーダンス等、ハイブリッドなパフォーマンス を夜通し開催します。
パフォーマンス:Masato Tokumaru, Mina Yoshida, 植木明日香, 尾身美苗

 
一夜限りのとても濃厚な時間になると思います。当日京都中のいたるところでパフォーマンスや展示が行われます。是非遊びに来て下さい。

 
Nuit blanche Kyoto 2015
→ 詳細はこちら

 

 

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個展オープニングの前日、アムステルダムの隣町”ロッテルダム”で映画の試写会があり行ってきました。試写会では僕もインタビューをうけた Eiji + Martijin のドキュメンタリー映画のテスト上映でした。日本人とオランダ人の二人が作る作品は日本中のアーティストを一台の車を使い縦断しインタビューをし続け現代の日本人アーティストのマインドを描いたドキュメンタリー映画。試写会前に早めに到着した僕とTjerkはロッテルダム周辺を少し散歩。Tjerkもほとんどロッテルダムには来ないので二人で観光客気分でした。アムステルダムに比べロッテルダムはビジネス街でありビルの高さが高く、より近未来的な建築物が多かったです。アムスに比べすこし硬いイメージがある街でしたが建築物はでかく建物と人の大きさの対比を見るのがとても面白い場所でした。散歩も終わり会場に向かうとお客さんも集まっていました。オランダ人はとても正直に意見を言う文化であり、日本のように社交辞令のような意見があまりありません。その為、日本人にとって少しきつく感じるかもしれませんが意見を聞く側からしたらそちらの方が自分の為にいいような感じます。今回のテスト試写会で作者の二人はとてもシャープな感想や意見をもらっていました。一つの作品を作る上でこのような意見は次の取り組みにとても影響を与え、より良い作品を生み出すいいきっかけになるような気がします。

 
話は現在に戻ります。
昨日無事にオランダから買い付けしてきたアイテムを並べるポップアップショップ “LIMBO” が終りました。とても沢山の方達に遊びに来ていただき、沢山のオランダ情報を京都のアーティストたちとシェアする事ができました。
来週は鎌倉に行ってきます。

 
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オープニングまで搬入設置など日中はバタバタしていましたが、夕方の6時になるとお店はもちろんギャラリーも閉まるので自動的に僕たちの作業も終了します。それ以降に作業がまだ続くかというと朝から日中にかけてしっかり動いたら夜は息抜きというのがオランダ流、毎日のようにGiannaかTjerkのどちらかが色んなとこに連れて行ってくれました。
基本的にGiannaとの行動は新たな出会いや人の紹介などがあったので今回の個展の話やこの先のアプローチなど色々深い話をする機会もありました。最初の写真は年に一度開催されるアムステルダムの国際映画祭”Pluk de Nacht – Open Air Film Festival” 。
会場は室内ではなく湖沿いにある広い敷地を使って行われる「Open air」スタイル、大きなスクリーンに映画を転写しみんなベンチをならべてほぼ横になった状態で上を見上げて見るような日本では経験した事がないような映画の楽しみ方ができました。
短編作品から普通の映画の長さの作品まで世界中から幅広いジャンルの作品が紹介されました。長編の作品に関してはとてもいい重要なシーンで10分の休憩時間などが入りお客さんへのじらしもありとても面白かったです。休憩時間になるとみんな映画についての会話やトイレいったりお腹すいた人は屋台に食べ物を買いに行ったり、休憩時間終了1分前になるとスクリーンにカウントダウンが出てきてみんな急いで元の自分の位置に戻りゆっくり映画を見れるポジションに整えまた集中モード。メジャーな映画の作品だけでなくアムステルダムでは世界中の個人制作の映画作品などとても幅広い作品が楽しまれていました。人が様々なテイストのモノを受け入れる奥行きの深さと固定概念にとらわれず純粋に作品を楽しむ文化にとても感動しました。
夜はTjerkが “夜の散歩もなかなか面白いよ、観光客が誰1人いないから” と家から自転車に乗りフェリーにのりアムスの駅周辺まで行きました。観光客が行く飲屋街やクラブの外、あと誰もいない無人の美術館など。自分が円の中にいるのではなく客観的な位置にいて色んなモノを見ると面白いよなってTjerkと何か充実した夜の散歩でした。

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アムスに到着して数日が経ちだんだんと生活の流れが分かってきた頃です。一度ステイ先を移動しましたが、またGiannaの家に戻りオープニングまでにむけて準備に入りました。Giannaはボクの個展などをオーガナイズしてくれた今回は僕にとって最重要の人物。日本人とオランダのハーフの子でかなりやり手のオーガナイザーです。最初の写真は毎朝ここでコーヒーを飲み一日の流れをGiannaとミーティングしていた家の前の庭です。最初の三日間がかなりバタバタだったので、Giannaが
“今日は夜から近所のジャムセッションを見に行こう!少し息抜きもしないとね。”
と外に連れてってくれました。ここはアムステルダムの色んなところから音楽家が集まりステージの上でジャムセッションをやるイベント。もちろんステージの上では初めて会う人どうしで会話なしにどんどん即興パフォーマンスが行われます。ステージの前ではたき火がありその周りでのんびりお客さんが見ておりこの場でしか経験のできないとても貴重な時間でした。

 
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次の日からいよいよ本格的に搬入。

 
つづく…….。

 

 

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到着して2日後、少しの間普段と違うスペースでステイする事になりました。アムステルダムの駅からフェリーに乗り、場所はアムステルダムの北の部分で沢山のアーティストが住居/アトリエとして生活したり作業をする場所として利用しているエリアでした。周辺ではこの時期毎日のようにフェスティバルもありレンガ作りの工場は今では巨大なアート作品を展示したり、蚤の市、ライブなど多様な利用方法で使われるとても不思議な場所でした。家の外では外の風景を見ながらディナー後のゆっくりした時間を過ごす人が沢山いました。駅裏にあるダム広場に”Free Be free”とかかげられたモニュメントがありました。今回の旅を通してつちかった新たなビジョンのきっかけは、これを始めて見た時から始まりました。

 

 

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無事にオランダ アムステルダムから帰ってきました。
これからじゅんぐり、現地の写真とともに思い出話など色々思った事をブログで紹介しようと思います。
今回は到着してから僕がアムステルダムでステイさせてもらったGiannaとTjerkの家/アトリエ/オフィスの写真からはじまり
7/31までの写真です。まだこの時は到着したてで、色んな事が新鮮すぎたころです。
この時は以前インタビューをうけたドキュメンタリー映画の試写会とオープニングまでの準備でバタバタしていたころです。
アムスの人達は仕事ややる事はしっかりするのですが、同じくらい遊び(アフターの時間)をとても大切にする文化でした。
日本で経験する仕事づくめの生活だけでなく、しっかりといい仕事や新しい出会いをするために友達や家族などとゆっくり時間をつかう貴重性をよく考える人でとても新鮮な経験でした。

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こんにちは、久しぶりのブログです。最近コンスタントにブログを更新できてません。今日は久しぶりにまた出雲に帰り、少し自分を思い返し、頭の中を空っぽにするためいつもの場所に行ってきました。今日はまさに山陰というのにふさわしい空の景色でした。小さい頃から日本海しか見た事なく初めて太平洋を見た時は海の広さと奥行きの深さに少しぞっとしたものです。
今日の景色をしばらく見ていて思いました。大昔の古代から人はこの海の向こうを眺めながら色んな事を考えたんだろうなと思いました。空をずっと眺めていると止まっているように見えるくらいユックリとした雲の動きは色んな想像をかきたてます。
今サイレントという存在にとても興味があります。そこにはただ静寂があるだけでなくその静寂から自らのカオスの世界を引き出す何かがあるような気がします。今月末よりしばらく日本を離れます。今回の帰省はお盆の代わりの墓参りと自分を見つめ直すとても貴重な時間になりました。

親と雑談の中から昔のアルバムを見て笑う時間がありました。その中でとても興味深いものがありました。

 
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僕が幼少の頃に描いた絵でカバーされたアルバムがありました。左側にいる黄色い顔の鬼の面をかぶっているのがボクです。
みんなの鬼にくらべ、なぜか涙を流している顔の鬼。自分の想像を超える無意識の極地で無我夢中に描いた自分の絵から色々学びがありました。

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出雲大社からの帰り道とても綺麗な虹が見送りをしてくれました。日本を離れる前にとてもいい充電ができたような気がします。

 

 

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ちゃくちゃくと時間が過ぎていく。時間がいくらあっても足りない。よくあるボヤキだ。時間を上手に使ってない証拠だ…いや一瞬一瞬を充実してしっかり生きている証拠だ。何でも前向きにとらえて進んでいくべきだ。
そんな時間を詰めて進んでいるのにも訳がある。今週末から僕にとってとても貴重で大切な日がやってくる。
いつもお世話になっているヴァントワである方と二人展をする。

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僕が墨をつかうキッカケとなった方、僕の墨の師匠にあたる吉田礼子さんとの二人展。前からいつか出来たらとよく二人で話していた。まさかついにこの日が来るとわ。大阪での二人展から止まる暇もなく今度は師匠との二人展、まさに充実した日をおくっている証拠だ。もっと感謝すべきだと思う。師弟間とはいえ舞台にたてばいち1人のアーティストとしてみる事の方がつよい。
当日に向けてイイ感じに緊張感も高まってきている。明日から搬入で今週の7/11, 12, 13, と三日間の展示だ。
当日がくるまで最後の最後まで気は抜けない。しっかりやりきってみせるぞ。
吉田礼子+濱大二郎 二人展 「 BLACK SCENERY 」

会期: 2015. 07. 11(土), 12(日), 13(月)
※ 12日は二人で日中に公開制作、18時よりライブペイント行います。

会場: 23 – Vingt Trois
(京都市中京区裏寺通り四条上がる裏寺町607-19ヴァントワビル 4F)

12:00 ~ 20:00

吉田礼子
愛媛県生まれ。日本女子大学家政学部卒業。1978~95年榊莫山に師事。水墨は故・立洲人、デッサンは奈良教育大の比留間良介に師事。フランスプラチナ大賞展準グランプリ、マスターズ絵画大賞展、富山水墨美術館トリエンナーレ展入選など、多数受賞。ボストンコンプレックスミュージアムでも展示。同館や、ルイヴィトン主催パーティーなどで揮毫のパフォーマンス。

 

 

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今日で無事に3週間の展示が終わった。今回は初めて大阪での展示プラス二人展というとても貴重な経験もできた。始まる前の準備、制作期間の時から色んなことが起き展示はどうなるだろうかと沢山の思いがあった。
制作期間がどんどん過ぎていき26日に搬入し28日から展示がスタートした。30日はレセプションとしてギャラリートークショーとサウンドワークショップという面白い出来事もあった。展示期間は自分よりはるか上の世代の作家や批評家、美術館関係者などとても濃厚な方達に作品を見て頂き意見をもらった。
始まった当初は色んな思いもあったが、どんどんプラスにすべてを受けとっていく自分を実感したとき沢山の感謝を感じた。いざ終ってみると今までの期間が名残惜しい。今日搬出をし荷物を大阪から京都へ持って帰っている途中何とも言えない気分になった。空は真っ赤な夕暮れでとても綺麗だった。もうすでに次の動きが始まっている。気持を入れ替えてまた一歩一歩進んでいこうと思う。
今回のレセプションのトークショーと展示会場の写真を軽くお見せします。
どうぞ…..。
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